「マザー」平山瑞穂(図書館)を読む。面白い。 本格都市伝説小説*1。このモチーフは初期の平山瑞穂で読んだ気もするが再挑戦、再構築も又良し。 *1:都市伝説を扱った小説というと鈴木光司「リング」もそうか

本日最終エントリ

「花物語」西尾維新(図書館)を読む。面白い。 前巻リンク 化物語シリーズ。化傷偽猫(黒白)傾花の刊行順。次は囮だ。 副題は『するがデビル』。これは神原駿河の物語。やはり、このシリーズは刊行順に読んだ方が良いと思う。西尾維新がいかに肩すかしの天才か…

「壊れかけのムーンライト」上遠野浩平(図書館)を読む。つまらない。 出てたのかブギーポップ。いつも買ってるけど図書館で見つけたので借り。 読んでる途中は面白いのだけど、読後感は軽すぎるというか、それでいいのか?という感じ。悪い意味で抽象に振れ過…

「黒牛と妖怪」風野真知雄(図書館)を読む。面白い。 時代小説短編集。風野真知雄は初めて読む。 平手政秀、勝小吉、黒船、鳥居曜蔵など。 . . . . . ところでこのサイトのメインコンテンツは短歌です。→ポチっとな

「昨日は彼女も恋してた」入間人間(古本)を読む。面白い。 漫画3冊売って等価交換で手に入れた1冊。

「傾物語」西尾維新(図書館)を読む。面白い。 化傷偽猫(黒白)傾の刊行順。次は花だ。今回、猫(黒白)傾の3冊を読んだけど、この傾が1番面白いかな。

「猫物語(白)」西尾維新(図書館)を読む。面白い。 化傷偽猫(黒白)の刊行順。次は傾だ。 物語シリーズ2期の最初。

「猫物語(黒)」西尾維新(図書館)を読む。面白い。 化傷偽猫(黒)の刊行順。次は猫(白)だ。 物語シリーズ1期最終作。委員長の掘り下げ。アニメ化難しそうな話。

「多摩湖さんと黄鶏(かしわ)くん」入間人間(古本)を読む。面白い。けど読むの結構時間かかったな。 バカップルもの。全編「偽物語」の歯磨きみたいな感じ。

「地蔵さんとちょっと変わった日本恋話」沖田雅(図書館)を読む。つまらない。 オオカミさんシリーズ外伝。地蔵さん(女子)と花咲(野球部)の恋愛もの。 お伽銀行が主役ではなく、脇にまわった視点も面白い試みなのだけど、話が予定調和すぎる。

「ピーターパン・エンドロール」日日日(図書館)を読む。面白い。 女子高生もの。 後味がアレなのも又良し。ピーターパンて、こんな話なのか。

「とある魔術の禁書目録」12巻 鎌池和馬(図書館)を読む。面白い。 この辺はアニメで観たな。シリーズを順番上等で読んでる。14巻15巻12巻と読んだ。 幕間と思いきや、中途半端なトコで終わってる。

「こめぐら」倉知淳(図書館)を読む。つまらない。 バカミス短編集6編。猫丸先輩も登場。『真犯人を探せ(課題)』は読み飛ばし。

「ゼロ年代SF傑作選」(図書館)を読む。 秋山瑞人のSFマガジン読者賞受賞作「おれはミサイル」 冲方丁、新城カズマ、桜坂洋、元長柾木、西島大介、海猫沢めろん、長谷敏司、秋山瑞人の掲載順。 シンプルに最初の方ほど面白かった。最後の方は読み通してもいな…

「ゴーストハント」4巻 小野不由美(図書館)を読む。面白い。 女子高生が助手のゴーストバスターズもの。復刊。1巻3巻4巻と読んでる。 学校、学校と話が続いて、最初前巻と違いがよくわからなかったけど、こっち(4巻)は「大きい話」と認識すれば良いか。大き…

「日本語の外へ」片岡義男(図書館)を読む。面白い。 著者のアメリカウォッチング。この人の小説は昔読んだことあるな。 . 湾岸戦争時のナショナルガード*1の人のインタビュー受け答え。 My commitment to my country is that when I'm needed, I'm ready to …

「ゴーストハント」3巻 小野不由美(図書館)を読む。面白い。 女子高生が助手のゴーストバスターズもの。復刊。2巻をとばして3巻読んだ。 1巻は女子高生助手のキャラ設定の甘さというか少女小説風味というか、まあ面白いけど少女向けの文庫の範囲内だなと軽く…

ネタばれ感想

「私たちが星座を盗んだ理由」北山猛邦(図書館)を読む。面白い。 ミステリ短編集。表紙イラストは片山若子。 『恋煩い』 ええ話や。

「世界一シンプルな経済学」ヘンリー・ハズリット(図書館)を読む。面白い。 初版1946年の経済学古典。*1 主張は"小さい政府"志向の自由主義。これがリバタリアンて奴か。 序章。経済で誤った通説が多いのは「一部の人間だけ得する主張が一部の人間によって、…

「イチゴミルクビターデイズ」壁井ユカコ(図書館)を読む。微妙。 「キーリ」1巻ぶりに読んだ。17才パートと24才パートの交互の構成。 17才は恩田陸のような、24才は森絵都(いい方の)ような、上質な感じに仕上がるかと思いきや、タモリが出た辺りで雲行きが怪…

「空き家課まぼろし譚」ほしおさなえ(図書館)を読む。つまらない。 まちづくりミステリ。ほしおさなえは初めて読む。 最後の事件は飛ばし読み。 . . . ところでこのサイトのメインコンテンツは短歌です。→ポチっとな

連想映画 ↑

「再生の箱」牧野修(図書館)を読む。面白い。 「破滅の箱」の続き。タイトルは明るいけど、前作と同じ陰惨な刑事もの。 前作の最初の数章ほど「何だ、この小説。どう着地するんだ?」と驚かされはしないが、ラスボスの世界観は なかなか。

「アウトギャップの無限試算」上遠野浩平(図書館)を読む。面白い。 ペイパーカットシリーズ。読み抜けてたので今更読みorz。 歌手・映画監督など芸術家出演の多いこのシリーズだが、今回は手品師登場。森博嗣「幻惑の死と使途」と較べ読みするのも面白いかも…

「オオカミさんと七人の仲間たち」 沖田雅(図書館)を読む。面白い。 ランダムに読んでるシリーズ。とうとう1巻を読んだ。 アニメ失敗の一因は、初手でレギュラーメンバーを増やして紹介してしまい、視聴者がキャラ数の多さに挫折した事もあるのかな、と。小…

「とある魔術の禁書目録」15巻 鎌池和馬(図書館)を読む。面白い。 ランダムに読んでるシリーズ。といっても前回読んだのは14巻で、今回は偶々連続できた。 上条さん出てこない巻もあるのか、ふーん。 何と言うかラノベの本流はコッチで、上遠野浩平とか西尾…

「シーキューブ」1巻 水瀬葉月(古本)を読む。面白い。 アニメで1巻相当のエピソード途中で買って、そのエピソードが終わるのを待って読んだ。 視聴中の疑問点が氷解。 ヒロインが武器変換する時の掛け声は「calling」*1ね。「降臨」かどうかで聞き迷ってた。…

「李嗣源」上下巻 仁木英之(図書館)を読む。面白い。司馬遼太郎なみ。 時代小説。登場人物は李嗣源(りしげん)、李克用(りこくよう)、朱全忠(しゅぜんちゅう)、李存勗(りそんきょく)、石敬瑭(せき けいとう)馮道(ふうどう)など唐から五代十国を描…

「死ねばいいのに」京極夏彦(図書館)を読む。面白い。 舞台が現代のミステリ。姑獲鳥から始まる戦後まもなくシリーズとの違いはキャラ小説では無いことか。「宴の始末」で予言された現代を描く。 . . . ところでこのサイトのメインコンテンツは短歌です。→ポ…

「天地明察」冲方丁(図書館)を読む。面白い。 時代小説。登場人物は渋川春海、本因坊道策、関孝和、水戸光圀、保科正之など。 いや、面白いけどラノベ止めてやる程の価値は無いよな。関孝和、期待させといて絡みは薄いしキャラも薄かった。歴史もの特有の後…

「とある魔術の禁書目録」14巻 鎌池和馬(図書館)を読む。面白い。 ランダムに読んでるシリーズ。1巻の読後感想は「普通。続刊を読むほどでもない」だったけど、最近読んだ外伝は結構面白かったので…。アニメは切れ切れに観た。 アニメインデックス2期の後の…