「終物語」中巻 西尾維新(新刊)を読む。面白かった。中巻は中巻で完結。 化傷偽猫(黒白)傾花囮鬼恋憑暦終の刊行順。『しのぶメイル』 前巻リンク 久しぶりの本筋。「恋物語」の次に出版されればノーストレスだったろう。 「恋物語」から「終物語」(中) まで…

「終物語」上巻 西尾維新(古本)を読む。面白い。 化傷偽猫(黒白)傾花囮鬼恋憑暦終の刊行順。『おうぎダーク』 前巻リンク 古本市場与野店で1000円で購入。やや外箱に潰れがあり、売りに出すときの値が心配である。 「偽物語」の如く、上巻は上巻で完結してい…

まどマギ叛逆パンフ

1000円安い、と瞬間的に思ったけど、書籍だと考えると結構高いよな。 ま、パンフって生ものなのか。売る時期がひどく限定されていて在庫を処分しにくいし、映画についての情報を1番早く入手できる。(雑誌だとネタばれ問題あるし) 新房昭之、虚淵玄、蒼樹うめ…

「謎解きはディナーのあとで」東川篤哉(図書館)を読む。 ドラマ未見。まあ、つまらなくもないけど、よくベストセラーになったなと不思議な気に。 時間潰し的な軽いミステリ短編連作。『花嫁は密室の中にございます』が面白かったかな。

「数えずの井戸」京極夏彦(図書館)を読む。面白い。 京極版"番町皿屋敷"。ドジっ子なお菊さんとか。 それぞれ運命の糸が絡み合い、終盤にかけて非常に面白くなっていくのだけど、アレは……落丁かと思った。「欠け」がメタなのね。 まあ、あまり感心しない。し…

「暦物語」西尾維新(新刊)を読む。面白い。 化傷偽猫(黒白)傾花囮鬼恋憑暦の刊行順。 前巻リンク 我慢できずに新刊を買ったけど、欠けてたピースが埋まる感は無し。ロードマップ的外伝。 以前、暦物語では戦場ヶ原の語りになるのでは…と予想していたのだが。…

「黒王妃」佐藤賢一(図書館)を読む。面白い。 カトリーヌ・ドゥ・メディシスが主役。フランス王家版わたおに。 他、ユグノーとかメアリー・スチュアートとか。

「ソードアート・オンライン」1巻2巻 川原礫(古本)を読む。面白い。 アニメ視聴済み。アインクラッド編終了まで。 ストーリー構成的にアニメより面白いな。アニメのアインクラッド編はアスナが出てこない回の話の緩みがひどかったけど、この構成なら問題ない…

「新約 とある魔術の禁書目録」4巻 鎌池和馬(図書館)を読む。面白い。 こ、これは「人類は衰退しました」の妖精理論。あと、最後の木原理論は「暴力団があった方がヤクザは拡散しない」理論だな。木原な人たちはコードウェイナー・スミスのヴォマクト一族を…

「新約 とある魔術の禁書目録」3巻 鎌池和馬(図書館)を読む。面白い。 森ガール サローニャちゃんの理屈がよくわからない。 サンドリヨンまじ不幸体質。王子と結婚する為の必要な道程なのだろうか。

「トカゲの王」1-4巻 入間人間(図書館)を読む。面白い。 最初に連想したのは西尾維新「悲鳴伝」。その後、能なしワニとか。4巻読んでて新興宗教ものは「幻魔大戦」以来*1だな、と。 2巻の展開が秀逸。 これが入間人間の本筋かと思うけど、やけにグロいな4巻。…

「灼熱の小早川さん」田中ロミオ(図書館)を読む。面白い。 1巻完結。弾圧系ラブコメ。「AURA」に続くクラスもの。「AURA」小鳩さんは悪役になる可能性もあったのだな、やはり。 終盤の展開がたたみかける。 「人類は衰退しました」7巻もクラスものあったけど…

「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」1巻 裕時悠示(古本)を読む。面白い。 アニメ視聴済み。古本はエンターキング岩槻インター店が俺修羅揃ってると思う。 1巻5巻6巻6.5巻と読んだのだけど、割と西尾維新の後継者なのかも。かの後継者というと入間人間あた…

asin:4163697705 「その数学が戦略を決める」イアン・エアーズ(図書館)を読む。面白い。 データマイニングの本。データマイニングはデータベースによる意志決定。マイニングはマイン(鉱山)の発掘を連想して欲しい。 ・ データマイニングの台頭は旧来の仕事の…

「僕は友達が少ない」2期 10話 /「バカとテストと召喚獣」5巻

映画リテイク回。 肉が夜空に恥ずかしい衣装で映画出演させてるのって、好意でやっているんだろうなー多分。 肉自身、自分の肉体を存分にひけらかしたい、もしくは誇るべきと思ってそう。その信念からの露出多め衣装。正に"地獄の道は善意から"。 . 理科の難…

「バカとテストと召喚獣」6.5巻 井上堅二(図書館)を読む。面白い。 この巻は短編集。2期で全てアニメ化済み。 最後のユウジとショウコの過去話はアニメシリーズでもその回は異色の演出だったが、小説でも文体からして違ってた。 大人からみたら、その自己陶…

「“文学少女”と恋する挿話集」3巻 野村美月(図書館)を読む。面白い。 文学少女外伝。短編中編織り交ぜたスペシャル回。 後書きで外伝含め、出版順に読んでくださいとの書いてあったが、この外伝3巻も最初から最後まで順番通り読むのが良い気がする。 終盤重…

「小説フランス革命」8巻 佐藤賢一(図書館)を読む。面白い。 ダントン「大胆に、もっと大胆に、常に大胆に」。ダイターン3か。

「シアター!」有川浩(図書館)を読む。 有川浩は割と外れ率が高いのだけど*1、面白かった。劇団小説。 モデルは沢城みゆきと劇団子との事。 俺たちの戦いはこれからだエンドかと思って、納得したのだが2巻もあるらしい。 *1:「ラブコメ今昔」とか

つまらなかった。どちらも応募作品デビュー作で、メタな文芸批評小説。 前者 妹が漢字を読めるのが生かされていない。あとバックトゥおち。 後者 高度に発達した文系小説(ミステリ)はハードSFと見分けがつかない(難解さにおいて)。

「狼と香辛料」14巻 支倉凍砂(図書館)を読む。面白い。 最終巻まで読んだのだが、読み残しの巻クリア。 日常を淡々と描いて長編1巻ぶんを書き切るのかと。 読み易さというか文章の密度では、バカテス村上春樹狼と香辛料 (→字が詰まっている)なんだな。

「1Q84」村上春樹(図書館)を読む。面白い。 この3巻まででひとつの話と考えると、失敗作な感じもしないではないが、まあ面白い。まとめかたはアレだったが、ひろげかたは心躍らせた。 過去作「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」みたいな話かと。…

「六百六十円の事情」入間人間(図書館)を読む。面白い。 短編連作小説。 人生が手遅れになる瞬間とか、大人に切り替わるときなんて、世界を見守るなにかが教えてくれるはずもない。 1章あたりは「逮捕されてしまえ」と思いながら読んでた。 / 同作者「時間の…

「エストニア紀行」梨木香歩(図書館)を読む。面白い。 旅行記。絲山秋子や森絵都の紀行文のような性格の悪さつまらなさを感じなかっただけ好印象。さすがスーツケースに長靴常備な森ガール。 ・コウノトリの巣は大きなものになると500kgを超える。電柱に作ら…

「我ニ救国ノ策アリ」仁木英之(図書館)を読む。面白い。 佐久間象山を描いた歴史小説。 仁木英之は中国もの以外は割と脱落しているのだが、今度は完読できた。 佐久間象山は戦国時代でいうと斎藤道三みたいな人だったのかな、と読後の印象。本流だけど前座み…

「マンガでわかる良い店悪い店の法則」(図書館)を読む。面白い。 ニヒリステックを突き詰めた世界観がわりかしハードボイルド。 客は店員に話しかけられたくないし、店長も店員もサボりたい。馴染みの店員に対しては人付き合い疲れ*1するから、購買は遠くの…

「悲鳴伝」西尾維新(図書館)を読む。面白い。 ヒーローもの。またはカルト団体もの。 例えば「少女不十分」や「難民探偵」のように、これはこれで面白いけど「りすか」の新刊頼むよ、「りすか」こそ本命じゃないの?とは あまり思わなかった。まあ、どの西尾…

「千年ジュリエット」初野晴(図書館)を読む。面白い ハルチカシリーズ4巻。このシリーズは面白い割には知名度無いorz 学園祭の日の4篇。表題作は 少しアレだけど『エデンの谷』なんか維新の「憑物語」に通じるような何かを感じた。まあ、たまたま「憑物語」…

「マグダラで眠れ」支倉凍砂(古本)を読む。面白い。 「狼と香辛料」の人の新シリーズ。今度は商人ではなく錬金術師。 タイトルの意味が中盤わかるというのは良いな。 イラストは何となく「売れなさそう」臭。 古本で買ったあと、図書館で見つけたorz 筋金い…

「憑物語」西尾維新(古本)を読む。面白い。1000円で入手。 化傷偽猫(黒白)傾花囮鬼恋憑の刊行順。 前巻リンク アニメ「偽物語」でも登場した斧乃木余接の物語。副題『よつぎドール』。 冒頭というか前半の薄っぺらさと後半、特に進めば進むほど濃厚となる対…