「ガッチャマンクラウズ」10話

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まどマギだと12話にあたる。遂に今まで避けていた王道に戻る。
ガッチャマンが変身して戦い、勝利する。まあ、ザコ戦で蹴散らしているだけなのだが、たったそれだけの事(バトルと勝利)を今までしてなかったのが構成の妙だろう。まどマギと同じく『行動』を描くのではなく『行動しない事』を描いてきた。
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首相の役回りが日本史の天皇、つまり「玉体」みたいな扱いで興味深い。勝利条件ともいう。
無能のモデルとして描かれているが、自衛隊でクラウズを撃ったら内戦状態に突入なので悩ましい所だ。カッツェの思う壺。
内戦というか天安門のように民衆を軍隊で鎮圧するイメージか。否、それほど意識は高くなく、西成や山谷の暴動をテレビで見て一緒に暴れようとする若者に銃撃っちゃう感じ?
まあ、これが自衛隊アニメだったら、銃の衝撃が丁度ボックス化に相当して活躍しただろうし、ハリウッドなら首相が演説して事態を収拾しただろう。ガッチャマンなので仕方ない。
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10話を見て、初めて9話のシーンが理解できたのが2つ。
・9話からハジメアバターがカッツェを探していたが、ホットラインを築こうとしてた訳か。なるなる。

↑このシーン「Fate/Zero」1話で観たな。
・9話ラストでスガネがJJと決別したが、唐突感は否めなかった。決別を言い出す前にノートに書こうとしてた事が、今回10話のジョーのノートに繋がるのね。『カゴの鳥ではなく、大いなる翼』はスガネの独立心の問題だから、相手はJJでありジョーであるという。

↑うつうつしてる場合じゃねぇ
躁鬱のジョー再起動は盛り上げてたけど、あれほどカッツェを怖がっていたパイパイの「ベルク・カッツェ恐るるに足らず!」は淡白ではないか。目の色の変化が演出的にフライングな気が*1
感想リンク にわか屋さんまとめ ほらみぃさん海外反応まとめ キナコ(キャラデザの人)
聖地巡礼リンク ガッチャマンクラウズ聖地巡礼して来たっすよ - Togetter

*1:まあ、あまりにタイミング良くバーンとやるとギャグになるが