「さんかれあ」3話


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ターンアンデッドの先がけ回。又は、Anotherなら、つい監督がブリッジさせてた回。*1
1話で面白いと感じたアニメが、話数を進めるごと面白さが加速していった時の当たり感はアニメファン独特の快感だ*2
パパのいうことを聞きなさい!」2期の呼び声も聞く本作だが、3話で破綻にして昇華を迎えた。3話で視聴者に衝撃を与えるのは、まどマギが後世に残した作劇法で、結構長く継承される気がする。それもワンパで嫌だな。
破綻にして昇華。ヒロインの父に対する拒絶は、父にとって破綻・ヒロインにとって再生だったのだろう。ゾンビになる前の一瞬だけでも生を獲得できた事を祝福しよう。泣ける。

この作品の興味深いのはシリアス志向であり、同時に緩い空気がある事だ。ゾンビコメデイなのかもしれない。このシリアスさを提示しといて!!
そういう意味で先が全く読めない。上手く接合するんだろうか。緩さとシリアスさ。
幽霊コスの妹は、"ゾンビ萌えの兄"萌えだからこそのコス?
ジイジは既にゾンビだから紫陽花(毒)を食べてたのだろうか。痴呆で色々変なのではなくゾンビだから?

ヒロイン母の"いい人"説が浮上。父の前でつらく当たった方が、その後、父が娘に対して優しく接するという計算だったのかな。
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*1:この行は某コメントより。あと「当たり前の自由だよ、馬鹿野郎」というコメントもあったな。

*2:いや、実写ドラマでもあるんだろうけど、日本の場合は平凡なドラマが多い気がするな。やっぱりアニメ放映の時間帯が深夜というのは問題作の比率が多いよ。どんなB級アニメだって大抵問題作だもの(主にエロで)。で、やっぱりギリギリの所を突いてくる、いい意味で。日本の実写ドラマだと数年に1回あるような面白い意欲作がアニメなら毎クールある気がする。まあ最近、実写ドラマ観てないから断言できない訳だが。ちなみに前述の「数年に1回」うんたらは例えば「高校教師」「眠れる森」「真昼の月」「やまとなでしこ」「QUIZ」「安宅家の人々」「わたしたちの教科書」「HERO」「女王の教室」「ライアーゲーム」とか。別に数年に1回でもないか。最近は「荒川アンダーザブリッジ」が良かったが、深夜アニメと同じ時間帯。良い深夜実写ドラマが増えないかな。