「さんかれあ」4話

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新生活初日回。エロと気持ち悪さと。

↑冒頭。キャプチャ絵だとわかりにくいけど素晴らしい。これは「撮影」の人を誉めれば良いのだろうか。

前回にもあった半裸ゾンビカット。あざとい、というより割に本質的なキービジュアルな気がしてきた。


エロさと気持ち悪さをいっぺんに味わわせる事を意識的にしているのだな。サービスシーンは伊達じゃない。「こいつ(ヒロイン)、俺の家に居座るつもりか?」とか、シャワーが熱いのだか冷たいのだかわからない*1とか、ヒロインがゾンビになったのに楽しげとか、冷や水をぶっかけるシーンも重ねる。
簡単に萌えさせないし、簡単に鬱にもさせてくれない。そういう手垢じみたアニメではないのだ。
冒頭、ヒロイン母の声って鷲尾真知子かと思った。
主人公の妹が次回予告するというのは「化物語」(アニメ)連想。
4話最大の謎は腹を縫っている時から最後まで何で履いていないのか? だったけど、血塗れだからか、パンツ。
連想小説 ダニエル・キイスのアレ
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父と娘の関係というと最近ではピンドラのユリとユリ父が記憶に新しい。今、観かえすとユリ父がした行為とは精神的な意味でユリを「殺す」事だったのでは、と思い直している。もしくは精神的な意味で両親に殺されている子供の為のシーンなので、あのアニメで実際何をされているかは意味がなく、「精神的な意味で両親に殺されている」事が象徴されている、と理解できれば良いのかな、と。

*1:でも、窓際で風が気持ちいいような事も言ってたが、どうなんだろう。