嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん〈8〉日常の価値は非凡 (電撃文庫)
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」8巻 入間人間(図書館)を読む。面白い。
主役の怠業がひどい。構成(アイデア)としては相変わらず面白いのだけど、読み飛ばしたくなる厚さと思ってしまうのが、そんなに入間人間の文章を愛好してない証左なのだろう。8巻は厚い。
一読、伊坂幸太郎ラッシュライフ」を連想*1。ホテルが舞台という事で三谷幸喜監督の「有頂天ホテル」を連想する人も いるかも。とにかくスクランブル交差点してた。入間人間の他シリーズの登場人物も出ているようで、こういうのって借り読みバスターだ。







結局、死体損壊業の主犯はボーイ風の男で良いのだろうか。なんか他シリーズものからの出張キャラのパートは中途半端エンドというか、この巻では特に何も終わってない感があるので、中年と自殺女がこの巻の真の主役っぽい。入間人間の他シリーズを読んだことないので、この2人がこの巻オリジナルのキャラか少し自信がないけど、とりあえずこの2人はこの巻だけでストーリーを成立させてると思う。それ以外の派手派手しいパートは 割と何の決着もついてないんだよな。
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*1:実は伊坂幸太郎の中では「ラッシュライフ」が一番好き。最近の何作かは図書館に無いので読めてないが。