仏果を得ず 
「仏果を得ず」三浦しをん(図書館)を読む。面白い。表紙は勝田文
文楽小説。しをんお得意の相棒(バディ)ものかと思ったけど、それほど相棒ものではなかった。
過去の作品を読み解く鑑賞小説のカテゴリでもあるかもしれない。『文学少女』シリーズみたいな。
各章タイトルは『幕開き三番叟』『女殺油地獄』『日高川入相花王』『ひらかな盛衰記』『本朝廿四孝』『心中天の網島』『妹背山婦女庭訓』『仮名手本忠臣蔵』の8つ。
いつもながらの面白さだけど、「小学生の恋愛て、そんな真面目にとりあうものか。中学行けば別に好きな人できるよ」とは思った。