戦うハプスブルク家 (講談社現代新書)
「戦うハプスブルク家菊池良生(図書館)を読む。つまらない。
ドイツ30年戦争の歴史本。著者はオーストリア文学の教授。
スウェーデングスタフ・アドルフと宰相*1の会話。
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グスタフ・アドルフ「卿のように誰もがそんなに冷静なら世界は凍りついてしまうだろう」
宰相「陛下のように誰もがそんなにかっかっと熱くなれば世界は焼き尽くされてしまうに違いありません」
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…これブギーポップ来るよね。
フランスのリシュリューとかスウェーデングスタフ・アドルフは受験で記憶させられたが、戦地となったドイツの神聖ローマ皇帝フェルディナント2世とフェルディナント3世は全然記憶になくて かわいそす。
自分用メモ(読み飛ばし推奨)
「戦争強い」と言われるグスタフ・アドルフだけどドイツに乗り込んできて結構あっさり死ぬのな。勝ち戦の途中でのお亡くなりだが。大砲を攻城ではなく野戦に使ったってのが そんなに画期的だったのか。
ウェストファリア条約で領主が宗教を決められなくなる(ハプスブルク家を除く)。領民は何を信じても自由。
また条約で選帝侯の特権が無くなり、皇帝を選ぶ以外は諸侯と同等になる。これって神聖ローマ皇帝カール4世の金印勅書が始点でウェストファリア条約が終点て話か。

なお、30年戦争ははてなキーワードが何故か充実しています。→三十年戦争
菊池良生の他著リンク  
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*1:ウクセンシェルナ