イルカと墜落 
「イルカと墜落」沢木耕太郎(図書館)を読む。面白い。
ブラジル取材の旅行記
現代文明と接触していないアマゾン部族*1の保護をする人たちを取材する。文明化するのではなく、文明と接触させない事が部族を守るという考え。
しかし、沢木耕太郎て こんなに文章が下手だっけかと首をひねった。「この文章は何故ここにあるのか」系の疑問が頻出する。自制のきいていない文だった。
パイロットが悪役になってるが、故障した飛行機をなんとか着陸させた腕の良い人なんじゃないかという気がしないでもない。
沢木耕太郎の安否を心配する取材スタッフに周囲のブラジル人*2が、一緒に歌をうたって励まそうとするエピソードは興味深い。確かに日本人とは違う発想法。
ほか、9/11テロ時の海外空港レポート。現場運ある。

*1:イソラドと総称する。

*2:軍の若者