6/17 テレ東株番組-インフレ特集

朝9時台に伊藤隆敏(経済学者)登場。リフレの人。
リフレ派も色々な現状認識があるんだなあ、と新味を持って見た。
消費者物価指数(CPI)を図示し、現状を「デフレから脱却」し、「心地よい」状況になったと分析。
伊藤隆敏は、消費者物価指数は3%を超えるとインフレを警戒した方が良い、という認識らしい。日本は他の先進国より恵まれた状況にあるとのこと(物価推移的に。
現在、「政府・日銀は静観」が正解で、敢えて何か策を示せというなら「(危険な)インフレ状況になったら、日銀は手を打つので心配しなくていいとメッセージを示す」と、伊藤隆敏。物価高騰を抑えるという意味でのインフレターゲット論だ。
第1次オイルショックの時の日銀は物価抑制に失敗、第2次オイルショックの時の日銀は成功との事。2次は早めの公定歩合上げで、物価上昇を抑えた。1次の時はGDPが下がる程の経済的打撃と伊藤隆敏解説。
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朝5時台のインフレ特集で、最新の消費者物価指数名目賃金を比較して、物価ほど賃金は上がっていないと結論付けてたけど、指標の年次が物価と賃金で1年ズレてましたけど…。(番組フィリップに書いてある年次を読んだのですが)