てるてるあした
てるてるあした加納朋子(図書館)を読む。面白い。
加納朋子ベスト。様々な超自然現象に少女は遭遇するが、「こっちはそれどころではない」という話。
ミステリ作家がミステリから自由になって、ミステリしてるかんじ。
初期設定は ほぼ「ハヤテのごとく!」(漫画)。中盤の中だるみも結構好き。そんで怒涛の終盤。
主人公でない側から考えると或る意味、天から少女を授かったような祝福された出来事では無いだろうか。
最後、父母どちらかと同居する選択肢を主人公は持てた筈。離れて暮らした方が良いという主人公の判断と、主人公の人柄を信用した同居人の判断で新生活が決定してるのだが、主人公を取り巻く新コミュニティが主人公を放さなかったともいえるのでは。(←マウスあて重要なネタばれ)
次は同世界の前作「ささらさや」を読んで、その後テレビドラマDVDを借りる予定。
感想リンク 月夜の魔法飛行さん 不壊の槍は折られましたが、何かさん
連想書籍 isbn:4101253323