過去文再掲

呪怨 劇場版 デラックス版 (初回限定版) [DVD] ASIN:B0006SLEBU
映画版「呪怨」見てきました。奥菜恵呪怨。面白かったです。水曜1000円。
見所は2つ。
ひとーつ。清水崇監督のホラーの才能と奥菜恵のコメディエンヌの才能の真っ向勝負。
(茶化してるのでなく、本当にスリリングだった)
ふたーつ。短編作家(スプリンター)に自分の生き場所を定めた清水崇監督が短編を重ねて、どう長編映画をつくっていくのか。
(僕は成功してるように思えた)
ビデオの「呪怨」よりは怖くないが、それでも上映後、周りの人は興奮のため上気して瞳孔も開いてた。
さて、指をアミダにして透かし見るというのは何を示してるのだろうか。(しゃ)を通す」というのは「事件を、信じられているとおりに見ない」で「生々しさを消す為にボカして一歩引いた所で見てこそ全体像つまり事件の真実が見えてくる」事の暗示ではないかな。驚いてパニックにさえならなければ、いきなり現れる白面の女性は「助けを求めている女性」であることがわかる。生々しさに、恐怖に捕われた人は「溺れてる人に引きずり込まれるように」二次災害してくのである。
といって「驚くな」というのが無理な話だが。