過去文再掲

呪怨 [DVD]
清水崇監督の鍵の一つは美少女に間違いない。
怖がる客体としての美少女だけでなく、より緊密に恐怖と絡んでいる。
(ビデオ版「呪怨」のラスト。窓から外を見つめる美女を固定でえんえん撮る。動きもないのにスゴク怖い)
美少女は異界の扉なのだろう、と思う。
外見が我々と隔絶してる だけでなく、美しさ故の自己完結性(内側でどんなシステムを構築してるのだろう?)があると美少女でない我々は想像する。
高みは高さの分だけ恐怖が付随する、という事だろうか。
(「富江re-birth」の遠藤久美子酒井美紀は少し庶民的で清水崇監督に合わなかったかも。カッチリした美人が合う)