最初の誘拐テロ#3

人質事件において、政府はやれるべき手を打てば良いのだし、やるべきではない手は打ってはいけない。政府は自己責任において行動を起こすべきで、被害者にお金(飛行機代など)をねだるべきではない。
内規による誰でも一律の請求なら、自己責任論とは無関係で論議をかもす問題ではない。
更に飛行機代を請求するのなら、人質の人は飛行機に乗らない選択肢があるべきだった。
(話はそれるが人質の人はしばらく中東に残るが吉だった。イラクの人に傷つけられた傷はイラクの人が癒せるだろう。直帰したせいで敗北感は長く残るはず。ましてジャーナリストの人は世界に名を売り人脈を築く二度とないチャンスだったろうに)
政府の頭のいい人が自己責任論を言い出したのだろうが、無計算の計算かも、と思ってみる。
政党の選挙の都合でやるべきではない手(身代金払うとか。勿論政府にそんな義務ないし、払ったとしたら公金横領に近い)を使ってしまい、八つ当たりのヒスが自己責任論として問題をそらすのに機能したという偶然。政党として、ここ(選挙直前)で死者を出したくなくて、過剰に人質救出の為働いたというのは鉄板な気がする。