「GJ部」9話
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この9話の狙ったようなエロさは許されるか談義は措いといて、やや真面目な考察。
「GJ部」が他のアニメと一線を画しているのは、外部を描かない事だろう。演劇のような一幕ものを擬しているという点で「生徒会の一存」*1に似ている。あれも生徒会室の中で1クールを構築しようとして挫折した意欲作だった。
「GJ部」に授業風景はない。だから、そのアニメ世界での「普通」がわからない。「GJ部」の彼らは世界から排除されているハグレ者ではないか、と思わせるのが作品の隠し味である。「あっちこっち」が異能キャラながら、クラスに溶け込んでいる集団としてコメディを展開していたのとは別なハードボイルドさを「GJ部」に見るのである。
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*1:2期は観てないの