王になろうとした男 
王になろうとした男ジョン・ヒューストン(図書館)を読む。面白い。貸出期限の関係で途中までしか読んでないが。
アメリカ映画監督の自伝。以下抜粋。
開拓時代のアメリカは郡庁所在地を巡る町の争いは熾烈なもので、しばしば町の者同士で銃による決着がつけられたとの事。著者の祖父が郡庁戦争が続いていた相手の町へ「話し合いによる平和的な解決がしたい」と呼ばれ、6人で赴いたところ、町は窓という窓が閉められ日除けが下ろされている。危険を察知した6人は馬を転換させ、全速力で引き返した。ライフルの一斉射撃が行われ、6人のうち3人が倒されたとの事。
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大恐慌となり、政府の代理人ナバホ族に今後補助金が減額する旨を伝えた。大恐慌の説明を聞いて、ナバホ族は「もしアメリカ人がそれほど貧窮にあえいでいるのなら、ナバホの土地に来れば良い。ナバホは喜んで面倒を見よう」と申し出た。
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ルーズベルト大統領が北アフリカ上陸作戦を映した記録映画を見たいと言い出した。フィルムを運んだ船が沈められたので無理だ。著者とフランク・キャプラは早急に北アフリカ戦線の記録映画をアメリカ国内で撮るよう命じられた。でっちあげフィルム。