「咲-saki- 阿知賀編」11話


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山田く〜ん、アヴァロン持ってきての回(by笑点)。
アニメ「Fate/Zero」切嗣のダブルアクセルの描写は何と淡々として説明不足・演出不足だったか如実にわかる「咲-saki- 阿知賀編」11話である。「限界を超える事の痛み」は切嗣の本質でもあった訳だが、それを体現したダブルアクセルなどの切嗣の戦闘スタイルをアニメ「Fate/Zero」では表現しきれなかった。あまり覚えてないほど印象が薄いが、声優が呻いたり顔をしかめたりする程度だった気がする。

世界がひび割れる。
というのが、アニメ「咲-saki- 阿知賀編」でのダブルアクセル…2巡予知の見せかただ。聖杯を使って人類を救う訳ではなく、単に高校の部活のシーンなのに、何と圧倒的で絶望的で、世界線(宮永照)は全霊をもって挑むに足る存在なのだろう。トキの2巡予知という戦闘スタイルが世界を変革する困難さを余すところなくアニメ的に描写している。

そしてトリプルアクセル*1
はっきり言って、前回10話のヒキと全く同じなのだが、かぶせる事によって、周囲の反応も含め大掛かりにする事によって、禁忌感を飛躍的に高めている。10話のヒキと比べて2倍というか4倍の効果が出ているのではないだろうか(個人の感想です)。さすがに次の回も同じヒキだったら死ぬ死ぬ詐欺系のギャグだけど。
「ここから先は皆がくれた一巡先や」
は、チームメイトの尽力、トキシフトで溜まった体力で能力発動をする、と受け取った。トキの能力自体は麻雀アニメ&麻雀ゲームあれこれさんが看破したようにもう未来が来ないかも知れない少女の、未来を見たい(生きたい)という願いから生まれた奇跡の通りかと。SOA!
あと、体力ゲージが底をつくと無効になるけど、誰か上がる場合オートで1巡予知が発動するみたいだ。ホント便利だなトキの能力。

すばら先輩も、すばらです。
最初、「でもそれなら先鋒はすばらではなく別の人では」(大意)の台詞は、すばら先輩は校内順位5位ではなく4位〜2位の実力の意味かと思っていたけど、よくよく考えると6位以下って意味なのね。誤解してた。
すばらリンク 咲-Saki-ほんだしさん(←音出るって噂が)*2
感想リンク ぷり速!さんまとめ ( ´Д⊂ヽさん

*1:うっかりした事に3巡予知がある事をネタばれで知ってしまってた。残念。

*2:俺のPC環境だと音出ない。