鬼物語 (講談社BOX)
鬼物語西尾維新(古本)を読む。面白い。
化傷偽猫(黒白)傾花囮鬼恋の刊行順。順番を逆にして恋を先に読み、ラス前の本書を最後に読んだ。アリだと思う。
与野の古本市場で1000円。忍野忍の過去を含む物語。
(以下ネタばれ)
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まあ、本書を最後に読むのもアリだろう。「囮物語」の後書きで、その直の続きは「恋物語」と知ったし、回り道せずに読みたかったのだ。そして、やはり本書「鬼物語」でも騙されたなー。
まあ話としては、のたのたしてたと思う。テンポ悪かった。だからラストは唐突だ。いや、基本 西尾維新のキャラは使い捨てと知ってた筈だけど。
しかし忍の前身の時は周囲から狙っていたのに、何故今回は本人からなんだ。前回と同じならラストのシーンでも周囲は危険なままなのでは。というかラスト"いるフリ"は『くらやみ』を呼び出す気か。
伏線は129頁の漫画談義→271頁の仕事の話あたり。
時系列的には どうなるんだコレ。ラス前の32章が終わっても「猫物語(白)」の最後に繋がらないよな。本書32章から、もうひと仕事終えて「猫物語(白)」の最後で良いのか。それとも「猫物語(白)」の最後の後に もう一仕事か。この辺の時系列めんどいな。というか「猫物語(白)」から始まるセカンドシーズンの時系列の錯綜具合は「デュラララ!! 」(アニメ)以上なのでは。シャフトではなく京アニ向きでは等と余計な妄想。「猫物語(白)」で委員長と臥煙が会うのは本書で暦と臥煙が会う前で良いのだよな。
「例外のほうが多い規則」って技というより斧乃木のキャラ設定が固まっていない事を指しててんの。