「あの夏で待ってる」12話(最終回)


「恋愛ものを楽しんでいた筈なのに、唐突にSFに戻ってしまった」と悔やむ声もネットで聞く。
が、恋愛の永遠というものを考えるなら宇宙を持ってきて良いのだ、ぴったりサイズなのだ。むしろ宇宙を持ってこないのに恋愛で永遠を語るなど論外。永遠では無くせいぜい100年くらいとスケールダウンしなければいけない。園児が社会の厳しさを語るような滑稽な台詞回しは避けねばならぬのだ。*1

余韻も良い感じ。というか最終回の本編は余韻部分。あの夏を どういう風に自分の中で噛み砕いているのか? を描写してた。

↑ルパン笑い。フィルムというか映像の質を粗くして今の現実とは違う事を強調。

↑シリーズを引っ張った青。
実際、青は良いポジションで実写ドラマならブレイクするような役どころ。キムタク中山美穂の「眠れる森」でいう本上まなみエンクミ「君といた未来のために」の仲間由紀恵*2ポジション。
繰り返して上映される自主映画が、過去の事件における湖の木に彫った相合傘。"見つける"とか"再上映する"とか、他者の行為によって確認される足跡。
11話時点の予想で、湖(思い出の場所)に行く事によって実は「地球は公式では接触禁止の惑星だが、非公式には接触して良い惑星である事が明らかにされる。その秘密を知ってしまったので、地球に行く事が特例で許可される」という展開*3かと。例外が多い規則。
まあ、最後ヒロインが自主映画に再出演してるのは そのような理屈かと妄想。
感想リンク babittoのアニメ日記さん
連想映画 「虹の女神
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↑2:03 あまり歌詞に注目すると映像を堪能できないかも。 
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【なつまちMAD】あの青がんばってる【谷川柑菜】 ‐ ニコニコ動画(原宿)

↑4:15 +懐かしの化ED ギルクラ缶切りのような直球MAD

*1:うろ覚えだが小松左京の小説なんか、そういうイメージ。壮大。

*2:まあ実際にブレイクしたのは「TRICK」なんだけど、このドラマもいい役どころだった。

*3:新井素子の小説で そんなのあった。