「輪るピングドラム」21話
前回感想は↑エントリ。高倉家ターニングポイント回。
終盤に向け、伏せカードが凄い勢いであけられていく。
・地下鉄事件はサネトシ首謀らしい。
→これは本当に地下鉄事件を首謀したのは高倉父母なのか?という疑問が再び生まれてきた。組織は乗っ取られたのではないか? 高倉家子供たちは組織に出入りしてたようだが、テロに関与した事は驚いていたものな。まあ、組織に元々テロ傾向があった可能性も否定しきれないのだが。*1
・すり潰し女とカンバは兄弟。
すり潰し女の父は死んでいた。ショウマの父母がヒマリ、カンバの順で家族を増やしたらしい。実父を亡くしたカンバをヒマリが慰めている事から考えると。
観てて、もしヒマリを引き取らなければ、すり潰し女がヒマリの替わりに高倉家1員となったのだろうかと想像したが、ちょっと違うか。16話OP前ですり潰し女の父(=カンバ実父)の手紙が読まれる*2って事は、最初カンバ・すり潰し女は組織に出入りしてたけど、その後すり潰し女は財閥家に帰されたという順番だものな。
→すり潰し女は『選ばれなかった子供』でもあるのか。
・高倉父母は既に死んでいた?
→とすれば、あのラーメン屋がカンバにとっての『イリュージョン』空間なのか。
・サネトシはまたやる
→モモカ復活はあり得るのだろうか。過去回で「自分と同じ存在」(=モモカ?ペンギン帽?)について何やら言ってたよな。
・ヒマリが『大切な人』を思い出せなかった理由
→家族である事を優先する為、好きを封印していた。何てイビツな。
しかし高倉家の3人がバラバラになるのは、ヒマリが思い出してしまった時点で必然かもしれない。思い出した後も兄の2人はヒマリの病気を接着剤として一緒に暮らす事ができたのかもしれないが、実際はヒマリの病気が2人を決定的に訣別させた。残った2人は好き同士だ…多分*3。
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……あまり数えたくないが、あと数回で終わるそうですよ。構図は見えてきてるし(黒ウサギvsペンギン)、発生イベントの1つは予測してるのだが、どうなるのか少し怖い気すらします。
関連リンク さざなみ壊変さん