週刊エコノミスト(10/11号)

国債
国債の調達構造について、日本は短期化が進んでいるとの事。
短期化のメリットは「利払いが安くすむ」。デメリットは「先行きの金利変動に影響を受けやすい」。
国債の危険指標である"所要資金調達額の対名目GDP比"は2011年日本は55.8%、米国は28.8%、ギリシャは24.0%。ちなみにコレ見ると*1イタリアは22.8%だ。数字が大きいほど危険。日本政府は頻繁に借り替えをしてるので金利変動リスクに敏感てことか。
・山口FGが北九州銀行を設立
関連リンク ナンピンしますたさんまとめ
古くからの政令都市でありながら銀行本店のない北九州市*2だったが、この10月から北九州銀行が開業。しかし元は中国地方山口県の銀行という越境。
中国に買われる日本企業のバリエーション………ではない。
まあ、銀行も電力業界とまではいかないけど、地域寡占な流入の少ない業界だと思うので、北九州銀行設立は面白い動き。

*1:11頁図表6

*2:過去には門司銀行があった。