「BLOOD-C」最終回 

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さよなライオン、ありがとウサギ回。
最終回だけで判断するなら今期終了アニメで最高だった。なんだか批判が多いような気がするけど、皆思ったよりモラリスト*1なのかな。人間が大量に死ぬ時のイメージって、こういう感じの下らなさが付随してて、自分的にはリアルだ。戦争であれ、人災であれ、天災であれ。例)人の命なんてどうでもいいから、危険を知っててコスト削減しました、とか。1人が死ねば悲劇だが、100人乗っても大丈夫 みたいなっ!!
冒頭、さよなライオンが行儀良く控えているのは吹いた。「操れる」というカードの後出しで、完全に笑わせにきてる。
最終回20:50からの♪きょうもいい天気〜*2のアレンジBGMをかぶせる演出がしびれる。廃墟の町に朝が。
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BLOOD-C」の方程式は
エンドレスエイト」 + 「トゥルーマン・ショー」 + スピルバーグ宇宙戦争(人がジャンジャンバリバリ死ぬ楽しさ)*3 
か。
実は1話を観て、あまりのテンプレ展開で切った。1話から5話くらいまで「エンドレスエイト」の様に全く同じ展開*4だったら、「このアニメは何やら冒険しようとしている」と気付いたのだが。
6話で超展開と聞いて再視聴開始。これほど実況向き(或いはニコニコ向き)のアニメはなく、非常に楽しかった。つまり「エンドレスエイト」と同じく、視聴者が振り回されるアニメ。反応も込みで作品。
感想リンク 世の為人の為に生きたいけど感想も書きたいブログさん 海の見聞記さん かめラスカルのアニメ&趣味の戯言さん 篠房六郎 Syu's quiz blogさんまとめ*5
pixiv絵リンク だんごむしさん
スタッフリンク 監督

*1:視聴者「約定を守れ」 みたいな。"人の死は意味を持って描写されなければ"という暗黙の約定。

*2:この歌は「サザエさん時空」である事を示唆していたのか。わかりにくいオマージュだ。

*3:井口昇監督作品を挙げたほうがわかりやすいか。

*4:古きものだけが毎回違う

*5:スク水着用の有無で罰ゲーム度が。