15×24 link one せめて明日まで、と彼女は言った (集英社スーパーダッシュ文庫 し 5-1) 
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15×24」2巻 新城カズマ(図書館)を読む。面白い。
高校生が主役の24もの*1。イラストは箸井地図。ロケ地:吉祥寺。
2巻で話が広がりだしたというか1巻での焦点がぼけてきたというか表現に迷うトコロだが、相変わらずの面白さ。「24」方式の短い章立てが読みやすく、時間の合間にもサクサク読み進められるし、飽きがこない構成となっている。企画の勝利。
ただ2巻で既に話についていけてない箇所が出てきて、読み手に若さ(記憶力)が要求されるのかしら。
わからなかったのは
・冒頭口絵に出てきたファラオって誰?
・アイドルって何で松葉杖なんだっけ?
の2点。
ファラオは ひょっとしてファミレスに出てきたエジプト人顔の事だろうか。松葉杖は1巻読み直しが必要か。
まあ大した問題でもないが。
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作中出てきたファミレス浪漫亭は馬車道がモデルかと思われる。東京にもあるのか、と今調べたら23区内には無いね。
ファブリ、インジャン・ジョー、ガスパールの3人の由来。インジャン・ジョーは作中で触れられている通り「トム・ソーヤの冒険」でファブリは「ペリーヌ物語」か。ガスパールは東方の3賢者の1人かと思ったけど、名作劇場から採られてるっぽいな。

*1:amazon内容説明 「ライトノベル史上〈もっとも長い一日〉がはじまる!!」