スーパーソフトボックス与野本町
「めだかボックス」5-10巻 暁月あきら/西尾維新(レンタル)を読む。面白い。
とはいえ、1-4巻の方が面白かった気もする。スケールアップと共に粗も見えてきた。リコールの書記戦は戦いのラストに納得いかないし、副会長戦は主人公側キャラが魅力ないんじゃなかろうか。
とはいえ、満を持して登場の球磨川禊のキャラ造形は流石*1。はっきり言って主役交替してるなコレ。
この漫画の弱さは絵のハッタリが薄い事。対極が「BLEACH」か。
この王道漫画の欠けがメタという邪道を必要とした…と考えないでもないが西尾維新は元々こういう作風だっけな。
この漫画の強みはキャラのリサイクルに長けている事。2巻最初の話から安定のキャラ使い回しテク。
*1:彼が日常的につく諸々の嘘は能力の伏線だったのね。