東のエデン 劇場版I The King of Eden DVDスタンダード・エディション 東のエデン 劇場版II Paradise Lost DVDスタンダード・エディション 【初回限定生産】
東のエデン 劇場版1」(DVDレンタル)を観る。つまらない。
東のエデン 劇場版2」 (DVDレンタル)を観る。面白い。
テレビシリーズ放映後、続きは映画でね商法の2本。一応テレビシリーズ最終回も最終回的盛り上がりはあり、「東のエデン」はそのクールの最高峰と評価していた。
しっかし、実写ドラマと比べてアニメの映画化はテレビ局の支援を受けないものだ*1。映画も当初観るつもりだったのだけど、
・2本観なければならない
・大宮で上映してなかった(上映館が少なかった)
事から当初の志を曲げた。意志薄弱
結論を言えば、2本ではなく1本にまとめるべきだった。1本目は盲腸。
2本目は主人公のアイデア等面白かったけど「全共闘」の語を出されたり、アニメで経済語られると萎える。
2本合わせて派手さは無いけど、そこそこの面白さか。テレビシリーズ各話の方が盛り上がりあったかも。
.
しかし、ここのメフィストフェレスも結構ひどいな。「魔法少女まどか☆マギカ」のQBなみ。「東のエデン」は日本を救う、金でという話で、まどかは魔力で世界を救う話だから似ているといえば言えるのか。
両アニメの救い手の性差が与える影響について考えた。と、いうか「東のエデン」を観て、男というものは やはり押し付けがましいな と。ラストに主人公が採った行動が顕現というのも似てる。「東のエデン」が金とネットワークで顕現を実現して、まどかが魔法で実現させたという違いもあるが。
東のエデン」の主人公が"愛嬌"というコミュ力で世界を切り拓いていくのは1つの方法論として良いと思うが、ヒーローはこの作品では立ち上がらなかったな、という印象。

*1:まあ、あまり支援を受けたように思わない「ライアーゲーム」は面白かったし、興行も成功したようだが。→感想