ドン・イシドロ・パロディ 六つの難事件 
「ドン・イシドロ・パロディ 六つの難事件」ホルヘ・ルイス ボルヘス*1(図書館)を読む。つまらない。
というか読み切った自分を誉めたい。正確に言うと『タデオ・リマルドの犠牲』は問題編を少し飛ばし読みしたけど。
南米はアルゼンチンのミステリ連作6編。探偵役は囚人で、面会の形で依頼人が事件を語り(問題編)、その後に囚人が事件の謎を解く(解決編)という形式。どちらも基本は長いモノローグ。
叙述トリックという訳でもないが、依頼人の語りが一様に、冗長で信頼ならないので読んでて疲れてきた。南米文化に素養があれば楽しいのかもしれない。
ミステリとしては割と普通。
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*1:2人の共著