2010-07-17 ■ 本 「星間商事株式会社社史編纂室」三浦しをん(図書館)を読む。面白い。 腐女子OLが同人活動のかたわら、会社の暗部に迫る。 小説内小説のあるところは過去作「ロマンス小説の七日間」を連想。婚期に焦る年齢を描いてるのは森絵都の小説世界を思い浮かべた。 予定内調和めいたぬるま湯エンドではあるものの、会社の中のファンタジー世界(平安調南方)構築は溜息が出るほど巧い。 関連リンク はてな匿名タイアリーさん