鬼龍院花子の生涯 (文春文庫) 
「鬼龍院花子の生涯」宮尾登美子(図書館)を読む。面白い。
高知のヤクザ小説。宮尾登美子は初めて読む。
どんなヤクザでも最低なんだなー、という話。人間味があってもヤクザはヤクザ。普通と地続きであるぶん駄目さがわかる。
フィクションかと思って読んでたら、山口組が登場。半フィクションなのか。
安芸盛(労働運動家)も実在の人物らしい*1。ヤクザが労働運動を応援するのは意外な流れ。スト破りで潰す側ばかりかと思ってた。高知特有の"ヤクザ→労働運動"かと思ったが、マーロン・ブランドの「波止場」(映画)も そんな話だっけか。
感想リンク G★RDIASさん

*1:wikiに記述がないけど。