ニューヨークは笑わない (小学館文庫) asin:4041540585
「ニューヨークは笑わない」山際淳司(図書館)を読む。面白い。
バブル期に書かれたコラム集。
霊柩車はアメリカからの輸入が多かったが、今 国産化が進んでる とか
ブラジル・リオ・ガヴェアの庶民的サッカースタジアムの観客の狂乱 とか
マイク・タイソンはマスコミ向けの露出を嫌い、昔の写真を1000ドルでNY・ブルックリンの古い仲間から買い取った とか
修羅の門」ボクシング編でお馴染みのジョージ・フォアマンの「試合から帰ると、俺の顔・両手の平・足と出血してて、磔刑になったキリストと同じ部位だった」という『神を見た』発言とか
金田・青田に当時の来日ピッチャーは どれだけ凄かったをピッチングマシンで再現してもらったら「そうそう、このくらいだった」というスピードが180km/hだった とか(思い出は美し)。
監督を辞めたばかりの王 貞治インタビューも面白かった。巨 人を辞めた時の。(普通なら白字にして隠さないけどハナシのオチだったので)