ICO  -霧の城-(ハードカバー)  ICO-霧の城- (講談社ノベルス)(新書)
ICO宮部みゆき(図書館)を読む。つまらない。
ゲーム終了後に読了。
全4章。2章と4章がプレイ部分、1章と3章がプレイ外の部分を描いている。
2章は"プレイで得たゲーム記憶"が書き換わるような不思議な体験だった。「ICO」のような半自分視点ゲームは"自分の体験"のような錯覚性があるけど、更に"書き換えられる"とは混み入ってる。
1章、3章は成程という感じ。2章よりは、ちゃんと読んだ。鳥カゴの小道具っぷり。
4章は ややオリジナル展開。意外な女王の提案など。結局"生身の女王が死んだのか身替りが死んだのか"よくわからず。
全体的に「小学生が夏休みに書いた創作小説」ぽかった。いかに宮部みゆきといえど、難しいノベライズかと。と言うか相性が悪い。オーソドックスな話をオーソドックスな宮部みゆきを受け持った不幸。
感想リンク tontonの終わりなき旅さん
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