シリーズ回顧

ひとまず氷と炎の歌シリーズ全体の感想。次巻読むのは結構先になりそうなんで。
ざっくり言うと「カムイ伝」(漫画)と「アルスラーン戦記」(小説)を合わせたような感じ。ぜひシリーズ1巻「七王国玉座」から読み始める事をお勧めする。
編みあがっていく壮大なストーリーの面白さも特長だが、キャラの社会的弱者*1ぷりと文化的多様性っぷりが現代的特徴なのかな、と。PC(社会的弱者に配慮した表現)なんか或る意味無視*2で、差別と取られかねないストーリー展開もあるけどそれでも本シリーズはハンディキャップな人たちの物語である。多様な視点の幅広さ、という意味において"世界を丸ごと描く"その世界の広さのなんと広大なことか。素晴らしいファンタジー脳。
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以下再読ポイント
「剣嵐 の大地」上巻284頁でリトルフィンガーはティレル家の陰謀(サンサとティレル家の結婚)をラニスター家に伝えてる。策謀してるね。

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*1:女性とか

*2:パトリシア・コーンウェルなんかPCに配慮しましたよってだけの凡作を書いてた気がする。つまらなくはなかったけど。