書いた順番その5
ハックルベリーに会いに行くさんのエントリで、俺の書いた駄文(2つ上のエントリ)が引用されたようです。光栄。
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元々あの駄文は伊藤計劃(SF作家)のエントリに対するカウンターとして書いた。
映評全体に対して「これは駄目」とするモノサシなんて存在しないよなぁ、という反発。
が、駄文(2つ上のエントリ)は、俺自身が映評全体に対するモノサシとして、
監督の意図を汲もうとする映評は駄目
と言っているように読みとれる。
木乃伊とりが木乃伊だ。
そういう意図は無い。監督経由のアプローチも悪くないと思っている。
とんだ二枚舌野郎だろうか。
映評というのは"新たな映画"である、というのが第一認識。
で、「これはこうだろ」で皆で論評し合う中に"監督の意図を考えた意見"を混ぜても全然問題ない。ただ監督の意図を
絶対視しない
というのが駄文の本意*1だった。
うーん、白か黒かはっきりしない文章でわかりづらいか? 
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*1:俺の意図がどうあれ「だってこの文章はこう書いてある。こう読むのが正しい」と大多数の読み手が思うなら、それは読み手が正しいと俺は思う。例えば作者が差別の意図は無くとも大多数の読み手に差別を感じさせる文章などは修正すべきだと考えている。が、駄文は そこまでセンシティブな問題を扱っていないし、そのままで多くに本意どおり読まれると信じているので今のところ修正予定なし。