「バンブーブレード」23話ほか

あっという間に直近回(23話)まで観てしまった。次回はテレビで観れる。
22話ラストで主役ライバル対決を次回に持ち越さず、僅かな時間でケリをつけた時から"展開のスピード感"にドキドキした。そのまま失速せず、23話のラストまで疾走。
23話は ざっとネット巡回した所、意外にも反応が良くなかったが、自分では「元々こういうハナシだ」と思っていたので非常に楽しめた。観ている最中「顧問とは本来こういうもの」というコメントを読んだせいかも*1
「社会の理不尽」は最初から一貫したテーマだし、部活での勝利が何よりも優先して全てを解決するという漫画めいた虚構性は無く、「個人の事情」と「部活参加」の綱引きは しつこく繰り返されていた。
唯一ファンタジーだったのが主人公の強さであり、浮いていたかもしれないが、そのファンタジーで観る者の溜飲を下げるようなスッキリした「お話」をつくってきた。
が、それすらも伏線。その他、さまざまな伏線を入念に配置し、23話で牙をむく。
23話は今までの集大成だし、ある意味最終回といっても過言では無いと思う。解決編ではなく、疑問を呈して放り投げた最終回。(スタッフをみくびる訳ではないが、この後の展開はありがちな予感)
感想リンク 自分部活のメモ(ryさん cointoss::seeTrash()さん たまとわ(A Soul Forever Voyaging)さん
次回感想
/
振り返って、一番謎で気になったのは8話。初めてバイトをした主人公の帰路でえんえん風景だけ流されるシーン。体感時間1分くらい何もないシーンが流れ、放送事故かと思った演出ミス。ネット巡回して以下↓を見つけ、
自分部活のメモ(ryさん
やっと少し納得。つらつら考えると「らき☆すた」の柊かがみで似たようなシーンがあり、あれを参考にしたのかも。どちらのアニメでも演出ミスかと思うが。

*1:実際問題、生徒に不正を示唆する教師は どうかと思うし、唆すくらいなら自分で泥をかぶれとも思うが、フィクションとしてはアリだ。