仮想世界の優しい奇跡―Mr.サイレント (富士見ミステリー文庫)
「仮想世界の優しい奇跡」早見裕司(図書館)を読む。面白い。
ミステリのシリーズ第1作目。3編収録。
ブラウザがNetscape Navigatorだった時代のネットミステリ。そんなに古びてない。
1作目。ホームページのHTML文の中に画面に表示されない"謎の文言"を発見。助けを求める暗号か?
2作目。主人公のサイトでオフ会。ストーカー被害を相談される。常連の中で一人だけ来ていないが彼(?)なのか。それとも誰か二重アカウントをしているのか? →俺はストー カー被害そのものが嘘かと思って読んでた。
3作目。謎のネットオークション。
主人公は聴こえるけど、口がきけない人。決め台詞(手話)は『だから、生身の人間は嫌いなんだ』。
感想リンク 猫は三日で恩を忘れるという俗説は嘘だと思うさん