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「刀語 第一話 絶刀・鉋」西尾維新(図書館)を読む。面白い。
時代もの。なお本書10頁より引用すると
歴史なんか知ったこっちゃねぇっての。
とのこと。
西尾維新は「世界についての妄想力」が素晴らしい。かつて"戯言シリーズ"の中で
「この世には四つの安定した世界があります。そしてそれぞれの世界が少しずつ重なりあっているのです」*1
と世界を説明する個所があったが、本書も負けず劣らず再構築している、世界を。
後半は山田風太郎風味。
活劇中心ぽいので、文庫で出すべきでは。
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トリビアな事だが西尾維新・上遠野浩平・乙一の3人の中で文庫で出してないのは西尾維新だけだ。(→その後、文庫化しました)
