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「少女七竈と七人の可愛そうな大人」桜庭一樹(図書館)を読む。面白い。
「七竈」は「ななかまど」と読む。芥川賞でも直木賞でも取れそうな小説*1。過去作だと「赤×ピンク」が近いか。連想映画は「亀は意外と速く泳ぐ」。
とりあえず大人の数をかぞえてみた。母・祖父・雪風の母・父・先生・先生妻、ここまでが6人。あとはスカウト・藤堂で8人になってしまう。「七人の可愛そうな大人」は、そういう数え方ではなくて、単純に冒頭1ヶ月の7人でOKなのか。そうすると母自身はカウントしない事になるが。
148頁で「ロシアSF映画」とあったが「不思議惑星キン・ザ・ザ」とかかな。タイトルは失念したが*2、姉弟が離れ離れになる民話風ロシアSF映画は もう一回観てみたいなー等と夢想。
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