GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫)
GOSICK桜庭一樹(古本)を読む。面白い。
ツンデレミステリ。1巻は1巻で完結。
現代日本が舞台でない桜庭一樹は初めて読んだ気がする。切実さは無いが安心して楽しめる。
アリソン (電撃文庫)」(ラノベ)で同じ事を思ったが、明るさと陰惨さの分量が絶妙だ。
ヒロインの声とか背は、クレーパイプ陶製パイプの吸い過ぎか。21世紀になった事だし、喫煙アイドル(喫煙してるのがかわいい)出ないかな、と思ったらこんなトコにいたか。
命がけで暗く汚い場所を這いずり回って、或る扉を開けると光に満ちた豪奢な部屋で着飾った紳士たちが拍手して迎えるって、ひどく映像的だ。「ゲーム [DVD]」(映画)で、そんなシーンあったっけ? もしくは「カイジ」(漫画)か。
最初の密室トリックは警察を呼ぶまでもなく、その場にいた人がすぐわかるのではないだろうか。
とりあえず、恋人にはヴィクトリカよりはアブリルを勧める。
感想リンク コンバンハチキンカレーヨ再さん  a*capriccioさん
2巻感想