ビートのディシプリン〈SIDE4〉 (電撃文庫)
ビートのディシプリン」最終巻 上遠野浩平(新刊)を読む。面白い。
俺も「カーメン」てよくわからなかった。「業と向き合え」て何の禅問答なんだ。狭義の「カーメン」は鴟夷(しい)を思い出した、なんとなく。(鴟夷=たまに人間詰めたりする馬皮製の酒袋。昔の中国で使用。酒見賢一が呪術的なアイテムだって言ってた気がする)
初読:舞台の設定が不明瞭だと*1なんか純文学みたいだ。…おー出会うんだ。そんでこーなるんだ、盛り上がるなー(「海辺のカフカ」とは違うわ)…変なの刺さってるー。
再読:モータル・ジムが色々把握し過ぎてないか?「スリー・オブ・パーフェクト・ペアー」って自分の半身を得る事で過去・現在・未来をその手に握れるというビートと朝子の二人の事か。最初、完璧な一対のような三人組というビートとミンサーとモ・マーダーの事かと思った。ちなみに何も予備知識なければ「6人」の事かと思う。(→ペアが3組)
感想メモリンク ぱぴこおぼえがきさん ひとつのれいさん 魔王14歳の幸福な電波さん Cinematografoさん
あと今巻とは違うがCinematografoさんのブギーポップの時系列を考えてみようは便利。

*1:どこかの外国という設定