『ギロチン城』殺人事件 (講談社ノベルス)
「ギロチン城」殺人事件 北山猛邦 (新刊)を読む。面白い。
北山猛邦を「機械式ナイーブ」と記憶することにする。大変ナイーブ。非常にナイーブ。
本書を読んでて思い出したのが村上春樹の「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫)(下)」。今、思ったけど「灰羽連盟」は思い出さなかった。
最近のミステリ界で許されている範囲内での反則か。177頁の表が鍵。
残頁の薄さにハラハラしながら読んだ。
反則といえば、第二の事件とか第三の事件が不可能犯罪でも何でもないって反則では。
そろそろ北山猛邦の短編集が読みたい気も。

他著書過去リンク

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