「この中に1人、妹がいる!」9話と10話

3話リンク
小倉唯(声優)登場回。もしくは壁ドン回。

「私が妹です」と名乗り出るのは初めてだな。意図について改めて考えさせられた。
妹の意図は
結婚した後に「私が妹です」と名乗り、ナントカ財閥をスキャンダルで大ダメージを与える復讐
という理解だった。復讐だから、予告をして主人公を怯えさせる。
または結婚するのが目的で"妹"というのはフェイク。復讐が意図でない。例えばライバルが皆同級で自分だけ年上なら"唯一の妹ではない安心物件"として花嫁競争のアドバンテージに立てるという意図。本当は姉で、しかも結婚後にも明かさないとか。
……しかし、結婚前に「私が妹です」と名乗り出るのは どういう意図なんだろう。近いポジションを確立してから「妹ではない」と裏返して結婚するつもりか(しかも本当は妹)。それとも妹としてナントカ財閥のそれなりの位置を得るつもりか(本当は妹ではない)。
まあ、小倉唯のキャラがカワイイからどうでもいいか。
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財閥の集まりに連れていくのに1番危ないのはコノエだと思う。危ないというか やり手。あっという間に婚約者の地位を確立して覆せない位置にまで持っていきそう。
タナカ*1が妹だったら1番驚くかなぁ。性転換。

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10話
なるほど、そういうことか。さすが小倉唯は3巡先を読む。
もう1つポイント。
インセストタブーのロシアンルーレットが主人公の「押し倒さない理由」となっていたのだが、それが外れてなお何故押し倒さないのかは10話の盛り上がりポイントというか、シリーズのキー場面となっていてもおかしくなかった。矜持なのか優しさなのか、主人公はどういう人物なのかを明確に示せたはず。なんか今回よくわからんまま手を出さなかった印象。まあ「そもそも何でホテルの部屋に2人でいるのか?」「シャワーを浴びると言われたなら普通、部屋の外に出るのでは?」とか前段の進行は かなり強引さを感じたが。
まあ、小倉唯のキャラがカワイイからどうでもいいか。

*1:メイド喫茶のポスターを描いた男子生徒