「ココロコネクト」4話


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救済のバーゲンセール回。
3話で誰が解決役なのかわかったが、4話で解決スピードが加速して少し食傷。救済の大安売り。
といっても現在最も面白いアニメではないだろうか。他アニメは「面白いけど停滞(繰り返し)」感が出てきた。「ココロコネクト」は本筋がサクサク進むスピードで視聴者を引っ張っている。
4話前半のイオリについては5話を観た後で、再視聴すると趣きがあるが、今回感想はスルーで*1
4話後半のイナバについて。
まあ、入れ替わりで犯罪を犯すのは無理だ。完全犯罪というのは誰にもわからない犯罪の事であって、入れ替わった相手に丸わかりとなって犯罪者と特定されるのは完全犯罪ではない。イナバにとって最も密接な世界は文研部であるのに、犯罪で世界を壊してしまったは意味がない。イナバは『自分だけ性悪説で、他の皆は性善説』だと思っていたのかもしれないが、犯罪の抑止力は普通に存在していたと見るべきだろう。
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イナバの誰も信用していない世界観、徹底した個人主義は前回3話のタイチのプロレス世界観と真逆で面白い。タイチは世界にも意志があるが如く行動している。観客によって常に観られているような世界規定だ。そして自分の意思が薄い。
意思の薄さはイオリに通じるものがあるが、イオリの場合相手に合わせたオーダーメイドで、タイチは普遍的なものに従う、と解釈で良いのかな。
感想リンク アニメ大好きニュース速報さん 白狼PunkRockerSさん 所詮、すべては戯言なんだよさん
感想ツイッター @head_sさん

*1:1点あるとすれば、タイチがイオリに告白を留まったのは「自己犠牲野郎」と言われた事が抑止に働いたのだろうが、弱っている相手に告白するのがルール違反な気が。