「人類は衰退しました」5話

ネコミミ加藤英美里かと思ったら水樹奈々だった。
原作3巻エピソード。珍しく売らずに残しているお気に入りの巻である。あとは学院時代を最後の山場に持っていくのかな(予想)。
監督の岸誠二は「P4」の人というのは知っていたけど、「瀬戸の花嫁」の人でもあったのか。人魚と書いて任侠と読むきん。そういえば「瀬戸の花嫁」OPも全員が同じ踊りおどってたな。
衰退OPメモ。デリケート→チョコレート→ストレート→バリケード
人類は衰退しました」は1人で紡ぐ孤独な物語である。「らき☆すた」では男性が排除され、「人類は衰退しました」では終にモノローグの物語へと削ぎ落とされた。他者、異なる者との繋がりの話から、自分の観察の話へと退化した。もしくは進化した。今の時代に合ってる感は有るなと思う。
で、あのOPだ。OPは甘い声・甘い歌詞で、巧く中身(本編)を誤魔化している。いい意味で羊頭狗肉。バランスが取れてる。例えば田村直美*1のような高い声でOPを歌われると「美しいけど寂しい」感が出て、本編の寂しさが透けてしまう。やはり、「ズコー」とコメントされるような接地感のある声が正解。

*1:今でいうとLiSAか。