「リーガル・ハイ」4話

PC触りながら横目で観てたのが、途中からPCモニタを消してた。ターニングポイント回か。
裁判なしの空中戦回でもある。日照権の和解金闘争。
堺雅人が また勝利して、端金で近隣住民が黙らされてしまう結末……と結構エグい、地域によっては笑えない展開だが、いかにもありそうな、ああやってこう対抗しての掛け合いが実に面白かった。
経済活動としての建築会社擁護のロジックだが、別に和解金を支払われたからといって、お金が右から左に移動しただけで、経済活動が阻害される訳ではない。建築会社もお金を使うが、和解金を支払われた側もそのお金を使う。使う先が違うだけだ。だから適切な額を求めるのみ。
今回、元々が2000万円で50人の住民だったのだから、全額割り振ると40万円か。28人に減り、20万×25人と40万×3人として620万。1380万が堺雅人の報酬と。
ただ日照権の適正相場が正直よくわからん。建築会社は もっと払う気があったのに堺雅人が差し止めたシーンがあったので「端金で住民が黙らされる」とは冒頭書いたけど。
住民側弁護士の敗因は、企業と直取引をしなかった事かな。どっちも相手側の弱点情報を握っていたのに、堺雅人は直に相手側の雇い主(近隣住人)と交渉し、住民側弁護士は しなかった。その差か。
感想リンク そこがミソさん
関連リンク 不動産適正取引推進機構 紛争事例データベース