モーニング娘はメンバーを卒業させ、新規加入させ、団体として古びさせないようなシステムを採用していた。というかしているのだろう。
なんというか"名で縛る"的な呪術っぽい芸能サバイバルだ。
しかし、そのシステムでも、やはり名は古びる。
いつ古びるのかというと、初期メンバーが結婚した時に決定的に名が古びるのではないかと考察。
上の仮説が正しいかAKB48を見守りたい。
関連リンク 炎上日記再び:AKB48にはついていけない - 金子勝ブログ
経済学の金子教授の2010年5月のエントリ。
AKB48批判は面白く読んだが、ユニクロについては見当外れのとばっちりだろう。従業員の給料が不当に安く、創業者の柳井正が搾取しているかのような記述があるが、年収ラボで確認すると

社風は先進的。労働環境が厳しいアパレル業界において、ユニクロは良環境。給与水準もアパレル内では高い水準。

との事。パートの正社員化も2007年に行っているのに、上記リンクではアイドル論と経済とで、どっちが本業なのか戸惑ってしまう。
たいがい、"安売りで儲かっている会社なら人件費が安い"というのは間違いだ。儲かっていない会社なら給料が安く、儲かっている会社なら給料が高い。
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ユニクロAKB48で類似を探すとすれば「商品を安くして、消費者がアクセスしやなくなった」という事か。ユニクロが扱っているのは服で、AKB48の場合は人なんじゃないだろうか。アイドルにアクセスしやすいようライブやら握手会に力を入れているのでは。服を安売りするのは人を幸せにする。だが、人を安売りするのは人を幸せにするだろうか。*1

*1:また大量買いを促すAKB商法も勿論問題だ。食べ物他、通常の商品なら消費の限界がある。胃袋を越える買い物はしない。が、AKB商法はファンによる競争なので無限の消費ができてしまう。ハイパーインフレじみたヤフオク価格みたいなっ。