蘭陵王
蘭陵王田中芳樹(図書館)を読む。面白い。
三国時代から隋唐までの間の歴史小説。ブラック王朝に勤めているが、もう俺は限界かもしれんね。
ブラック会社ものはブラック会社が倒産してこそカタルシスなのかもなー。ちゃんと王朝倒れます。主人公の蘭陵王もそれほど悲惨ではないです。
蘭陵王vs劉桃枝は田中芳樹の創作だろうか。*1
周の廃仏に対する記述(325頁)。周の人口2000万人のうち、300万人が僧/尼僧だったとの事。まあ宗教関係者が何も生み出さないかは断定を避けるが、日本の1995年以降の生産年齢人口減少を連想した。
感想リンク 枕流亭ブログさん

*1:演義には無いっぽい