深夜ロードショー

ザ・バンク 堕ちた巨像 コレクターズ・エディション [DVD]
「ザ・バンク 墜ちた巨像」を観た。面白かった。
監督:トム・ティクヴァ
銀行が舞台だけど、この映画で経済には詳しくならない。どちらかというと刑事もの。
何故か監督を「トゥモロー・ワールド」の人と勘違いしてから*1映画を観たので、
「この雰囲気、この迷宮感。アルフォンソ・キュアロンは最高だなー」
などと間違った感想を抱いてしまった。実は「ラン・ローラ・ラン」の人*2。監督はドイツ人だったのだ。製作国はアメリカ。
次々と人が死んでいくというとケネディ暗殺の証言者18人が不自然な死に方をした話を思い出す。確率は何万兆分の一とか。(今読んでる「日本語の外へ」より。)
1人の男が奮闘してるうちに何やら哲学的な領域に入り込んでしまうのも「トゥモロー・ワールド」似。
海外版予告

連想書籍 ↓

*1:映画の前に「トゥモロー・ワールド」の映像が少し流れたが、どうやら主演が同じだったらしい。早回しの陥穽。

*2:判明した時、懐かしさというか、まさかこの人の監督作品をまた観る事ができるとは、と驚いた。「ドイツ映画は変」の第一印象を作った人。