「シーキューブ」1話

C3 -シーキューブ- 第一章「布団に移るものを知らない」 ‐ ニコニコ動画(原宿)

↑23:24 「バカテス」スタッフ*1によるパンツアニメ 原作は多分ラノベ*2
冒頭は落ちモノ型。「親方、空から女の子が…」のバリエ。ただ、アニメ「電波女と青春男」が1話かけて進ませていた展開*3を、OP前(OP無しだったから体感的なOP前)に済ます速さ。
その後も、やけにファンタジーに対して了承が早い主人公という点が少し変り種だが、ここまではテンプレどおりの深夜アニメ展開。わざわざエントリを作って書くまでもない。
本当に「このアニメ面白いかも」と思ったのは『落ちてきたヒロイン』が主人公の登校で別れて後、ヒロインの視点で話が進む事。これは結構、新しい気がする。普通は登校した主人公の日常を描いて(以後ほとんど出番のない友人(男)が主人公のポジションを説明したりして)、1回日常に戻すのが定石。
商店街のシーンは某所での「BLOOD-C展開を希望する」が、個人的にツボった。そういえばYシャツ1枚しか『守れて』ない。

絵的には光線の色が独特で面白かった。ココのカットなんかチンダル現象を再現。ほこりの浮遊が光で祝されている。

(来週)観ないと呪うゾ、は脅迫マーケティングがあからさま過ぎて少しひく。

*1:アニメ会社SILVER LINK.で監督は大沼心

*2:ネタバレ怖いので調べない

*3:この展開の遅さがアニメ「電波女と青春男」の特徴。あと「空から」ではなく「たまたま親戚の女の子が…」というファンタジーの否定も特徴。"OPがとても変"と"結構単調な日常の本編"という「電波女と青春男」の組み合わせは、"OPがとても動く"と"かなり動かない本編"の組み合わせだった「らき☆すた」と似た演出の手品ではないだろうか。ちなみに「電波女と青春男」のテーマは『この世界に日常を突き抜けるファンタジーはあるのだろうか』あたり。2期希望。