「C」8話

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日本は終わコン回。
ひょっとして、みんなバーチャルな存在なんじゃないの?と疑えるほど簡単に消えていくのね。
「世界が終わる」イメージは近年のアニメでは割合繰り返されるモチーフではあるが、「人が無気力に街に座り込む風景」で静的に表すというのもモダンホラーで良い。背広ホームレスというのも比較的最近現実世界で現れてきた光景。後は「シャッター街」、そして「電気の消えた街並み」が画面の中にあると、関東の人はいやがおうでも臨場感を持ってアニメを楽しめる筈。経済アニメなら経済アニメの方法で「世界の終わり」を表現できるのだな。
日本終了というテーマの何と時事的なことか。海外のアニメファンは今の時期このテーマのアニメを日本で放映している事について「何て日本は面白い国なんだ」と ちょっとは思ってくれたら面白い。シンガポールからは「何でウチの方が崩壊先になってんの」と文句が来そうだか。*1
主人公がお金を燃やすシーンは「見えないものをぶっとばすには信念」「信念は儀式と祈りで具現化させる」という隣のアニメから借りてきた言葉が上手く説明してるかと。
あと毎回、口を開く度に地味に悲惨になっていくコンビニおっさんなのだけど今回で地味に消えてしまったのかな。あの人も40歳じゃなかったっけか。隣のアニメと同じく。無気力に負けたか。
感想リンク ローリング廻し蹴りさん 白夢の徒然なる日記さん にわか屋さんまとめ

*1:某所コメントでは「シンガポールより日本の崩壊が先だろ」と既に書かれていた