「ダ・ヴィンチ」3月号

ダ・ヴィンチ 2011年 03月号 [雑誌]
・角川社長(井上伸一郎)4頁インタビュー
青少年健全育成条例改正に反発して、「東京国際アニメフェア」出展取りやめした人。
「条例が成立したからといって、ただちに大きな変化があるとは思っていません。昨日までOKだったものが明日からNGになるということは多分ない。しかし時間が経過する中で変質していく可能性は否定できない」
「『子供のために』というのはいいことなんですが、それはいろんなものに使われやすい危険を持っています」
「(非実在青少年に言及して)まさに幽霊を取締るための条例のようなものです」
表現の自由というのは情報を発信する自由と情報にアクセスする自由からなっていると思います。描くのは自由だといっても、読まれない作品は作品ではありません」(取次に扱ってもらえなくなる可能性関連)
(「東京国際アニメフェア」出展中止は)他の出版社を巻き込もうとは考えていなかった。10社会*1にも事前に言ってなかったし、角川書店単独で降りるつもりだった」「出ないことが目的ではなく、こちらの声を聞いてもらう1つの手段だった。これがベストであると私は思っていません」
「(来年以降は)少なくとも私個人は都条例のある限り、アニメフェアは参加したくありません」
関連リンク くまのはちみつさん
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