「魔法少女まどか☆マギカ」6話

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QB無双の回。今期は「まどか」の1人勝ちかも。
QB声優は加藤英美里。そういえば「ソウルイーター」で喋る猫の役もやってたっけ。
1番ハッとしたカットは↓。

グラスの中の酒と氷なのだが、アニメならではアップ(寄り)とロング(引き)の極端なスイッチ(転換)かと。俺の妄想では、世界中の気の利いた映像作家(監督とか)は、このアニメを必死に見てる事になっている。

あとは、↑の背景も綺麗でステキ。
主人公母から主人公へのアドバイスは凡百のアニメなら「アニメなのに深いなぁ」と、まんまメッセージとして素直な受け取って良いのだろうが、本作ではただの前フリにすぎなかったという陥穽。
「大人になっちゃうとね。間違うのがどんどん難しくなるんだ」「背負ったものが増えるほどヘタを打てなくなってくる」「大人は誰だってツライのさ」「だから酒飲んでもいいって事になってんの」
という母ロジックの元は『大人と子供の世界は分かたれている』という世界観だ。つまり「大人の世界は本番で、子供の世界は演習だ」という肥大した自意識のもたらす他世界への軽視と言い換えても良い。子供も真剣なのだから、子供も決定的に間違うという可能性を否定しては いけない。「ツライぶんだけ楽しいぞー」の台詞が6話ラストへの前フリとして良く効いてる。
とはいえ、間違った結果(或いは ほむらが頑張った結果)、赤青激突が回避されそうではある。観てる最中は"死んだ、殺した"と思ったが。
あと青も赤も相手を殺したいと思っている訳ではなく、排除したいと思っていることに留意。
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